Jクレジット プロジェクト登録完了 ~利根沼田地区森林プロジェクト~

プロジェクト登録参画3者 (R6.6.13)

右から㈱サンワ 遠藤代表取締役社長、利根沼田森林組合 外山組合長、群馬県森林組合連合会 八木原会長

群馬県内でも小規模なものが数例で、森林組合系統としては初めてのJクレジット森林管理プロジェクト「利根沼田地区森林プロジェクト」が6月7日に登録されました。
この取り組みは、石油・LPガス等の販売事業者である(株)サンワ(前橋市)様から、同社創業の地である利根沼田地区の森林を対象とした森林クレジット付燃料商品を取扱いたいという要望が県森連にあったことに対して、利根沼田森林組合と一体的にこれを対応してきたものです。
このプロジェクトの対象森林は沼田市、みなかみ町、川場村の7つの森林組合経営計画策定地としており、面積は820haで年間CO2吸収量1,500t(16年間の平均)を予定しています。
また、当プロジェクトにおいてはプロジェクト実施者が利根沼田森林組合、プロジェクト管理者が群馬県森林組合連合会、クレジット保有者を(株)サンワとしています。
今後、対象森林のモニタリング報告調査とその審査を経てJクレジットが実際に発行されますが、これらは(株)サンワ様のクレジット付LPガス等として需要者に販売される予定です。
本会としては、今回のプロジェクト登録への取組で得た知見を活かし、この他の地域においても会員森林組合と連携して、今後増大が予想される森林クレジット需要に対応してまいりたいと考えています。