JICA外国人研修生を受け入れ 森林組合業務とJ-クレジット制度を説明 (令和8年5月25日)
JICA(独立行政法人国際協力機構)では支援対象国における農業分野での気候変動対策に関する知見提供を目的とした、各国の行政官や研修者を対象とした日本国内での研修会をこの5月14日から6月2日の間で実施しています。このカリキュラムの一つに我が国の温室効果ガス吸収源対策としての森林整備や、温暖化ガス排出取引としてのJ-クレジット森林プロジェクトにかかる現地視察があり、研修実施者からの依頼を受け5月25日、利根沼田森林組合で10ケ国、12人を受け入れました。
一行はまずはじめに、川場村役場を訪れ利根沼田森林組合長でもある外山京太郎川場村長から、川場村での森林整備や素材生産、農業と観光による地域振興の状況やクマはじめとした獣害被害への外山村長みずからのガバメントハンターとしての対応等の説明を受けました。また川場村産はじめ木材をふんだんに活用した村役場庁舎KAWBABASEとバイオマスボイラー等の施設案内を受けました。

次に利根沼田森林組合会議室において、「日本国のJ-クレジット制度」「利根沼田森林組合の業務内容」について講義を受け、それぞれの国々の森林状況もふまえた意見交換を行いました。
その後は森林組合の搬出間伐現場に案内し、チェーンソー伐倒やハーベスタ伐倒-造材等の作業を見学しました。
研修生はバングラデシュ、カンボジア、インド、パキスタン、ウガンダ、セントルシア、エチオピア等出身であり、皆、成熟した立木の伐採作業を目の当たりにするのは初めてのようで、貴重な経験であったとともに、地域の森林環境を護る使命感を感じたなどの感想をいただきました。
研修生を受け入れ対応した利根沼田森林組合と県森連としても、ナウル、北マケドニア、セントルシア等あまり聞きなれない国名に、その国勢や位置をインターネットで確認したり、実際に意見交換する貴重な機会を得ることができました。



